2021年12月18日土曜日

幸せにならなくても不幸にはなりたくない

 店長になってからいいこともあったけど、いくら何でも報われないことも多すぎた。

起こったいいことと報われなさを天秤にかけた時、今はギリギリいいことの方に傾くけど、

報われなさが重くなったらネットにおける自分の存在意義と店の存続意思が揺らぐ。


考えたら、店長になってからはコロナになり、それでもコロナ前と変わらない待遇を長く続け、

年が明けてからはいよいよイベントなんて入らなくなり、一部常連に支えられてきた。

ただその時から自分の睡眠時間は一気に削られるようになった。

年明け前はそんなことなかったのに急にそうなった。

確かにレギュラーが決まったりといいことも多かった。売り上げだって黒字を維持した。

とにかく、10月くらいまでは耐えようと思った。そこから落ち着いて自分のペースにできるし、

いいこともあるんじゃないかと予感のような期待をしていた。


ところが、コロナによる制限がなくなった途端、ひどい逆境に立たされることになる。

一番目立ったのは人間関係トラブルだろうか。

まぁ来るわ来るわトラブルを持ち込む人間が。俺がカウンターの中から出なくてもやってきた。

むしろカウンターから出てないのにやってくる。

いきなり店のあらゆることにいちゃもんをつけ、最後に「お前は変わった、プライドが高くなった」だの言われ、

アカウントブロックに周囲へのツイートによる苦情報告、トドメはDMでの密告(密告返しでバレてるけど)。

これが3日くらい続いたのだが、2日目と3日目には実は1日空きがあり、その間は平和だったと思われたが、そうではなかった。

今度は他店のオーナーが飲みついでに店外に出している店の物について苦情を言ってきた。

それも少しならいいけど、かなりねちっこく言ってきた。

確かにひどくはあったが、ドアで普段見えないし、そもそも奥まで見に行かなきゃわからない構造になっている。

それをいた他店の客が苦情を言って、店に来なくなったと言い、それも何回かあったと言ったが、

その店、そもそも開けてない。コロナの時期は特に開けてない。そして、その店はウチより手前にある。

そりゃそうだ。ウチは最奥にあるんだから。つまり、数少ない開店日にその他店にやってきた客は奥まで覗き込みに行って、

文句を言って帰ったということになる。ウチに来ようと思ったなんていうことは考えにくい。

気のおかしい話だ。ちなみにそんな最奥にあるウチは傘とトイレットペーパー18ロール入りを盗まれたことがある。

その他店のオーナーも周囲からは江戸っ子カタギみたいな事言われてるが、こんなねちっこくて酒飲んで絡まないとものを言えず、

それも周囲の客に被害を与えなきゃならないような人間が江戸っ子であってはたまらない。

普通に片付けろくらい言えないのか。確かにウチも悪いが、上記の通り、普通なら気づかない。

あと、他店の方が綺麗とは言えないレイアウトの外装をしていて、苦情を言った他店の看板は明らかに地下に置いていい大きさの看板ではなく、

酔っ払い客なら激突するほど邪魔である。でも、それくらいは構わないと無視してたし、ウチもそれくらい、いいかと思っていた。

全然良くなかった。ウチは全部我慢して、他店は今まで通り邪魔くさい看板とか外装のままやっていくということだ。ふざけてる。

そんな苦情が来た後、謎のクレームが発生したわけだ。この時点で俺の精神は参っていた。一つ一つなら流せた。しかし、蓄積がでかい。

流れの悪さを感じた。コロナによる制限が解除されてからこのザマだ。そして、トドメはDMによって、また苦情が来た。

自分のツイートは固有名詞が出てこないのだが、ツイートの被害を訴えられ、かつ他で話を聞いたと謎の被害報告も告げられた。

正直、被害を訴えるならどこでいつ誰が何を言ったかくらいは言わないと成立しない報告なのだが、全てが伏せられたまま一方的な糾弾がなされた。

しかも、しばらく見てない顔の人間で忘れかけてもいたのに。何故このタイミングなのか不明すぎるし、コミュニティの繋がりも極薄なのに、

何故それがダメージを受けるほどの被害を受けるのか。店には来てないのだから関係ないし、コミュニティも離れれば済むことだろう。

一体、何故俺に文句を言うことがあるんだ。言ったところで、この時の俺はツイートするか店開けるかしかしてないのだから、

黙ってれば、何も影響はないはずなのに。

しかし、この時点でこれ以上はツイートするのがマズいと感じた。多分、ツイートするたびに何か炎上の元になると感じた。

そんな具体的な考えより直感でツイートをしてはいけないと思ったのが大きかった。

野生の勘でツイートを止めたわけだが、確かに心は安らかになった。別にツイートをやめただけが原因ではないけど。

ちなみに店長になる前も5ちゃんの書き込みに巻き込まれたことがある。別に俺が主犯ではないが、イベンターが起こした問題であり、

その本人に俺が関わっていたため、店ごと書き込みと質問箱アタックを受けた。

そういうネットの匿名の攻撃的タレコミも経験しているため、この嫌な予感に拍車がかかっている。

ここで炎上させると長引いてしまうなと。ここは引くしかないと悟った。

ちなみにクレームと密告を入れたやつもDMを入れたやつものうのうとツイートは続けている。

コロナ制限解除により他店は調子を取り戻しつつあったが、自分だけはその恩恵に預かるどころかコロナ前よりも逆風に吹かれていた。

他店に客は流れ、店は静かになった上、不必要な被害まで受けた。

この間に想い人ができた。恋人と書けないのは現彼と別れられないからという理由がある。

が、これも二週間で終わった。急に連絡が取れなくなった。理由はわからない。

取れるには取れるのだが、返しが異常に遅く、会えるかもわからず謝られる一方だった。

こっちは好きなままだが、向こうはわからない。結局、繋がったままでいるのが辛く、SNSなど全ての繋がりを絶った。

ツイートはしてるのを確認したが、LINEは返らない。謎にTwitterアカウントには鍵がついた。(俺は相互のままだったが)

はっきり言って、辛さと共に不気味さがあったので、期限を決めて離れた。これは今でも辛い。

会って短期間で関係を持ったのだが、問題ないと思っていた。そのくらい情があった。

なのに何故。それは全くわからない。ただトラウマのような辛さだけが残されて、俺は独りになった。

人を見るたびに、話を聞くたびに、曲が流れるたびに思い出す。まだ好きなままでもあるから。

そして、これを紹介してくれ、間を取り持ってくれた人もいるが、もう知らん顔をしている。

確かに他人の恋仲など面倒見る必要もないし、紹介したんだからいいんだろって感じだけど、

それにしても目の前でくっついてるのはやめて欲しかった。こっちは別れて傷心ど真ん中なのに、

紹介者はカップルで俺と同じ空間にいるのだ。そっちは俺と店がきっかけで付き合った二人だ。

何故それを俺が見せつけられてるんだろう?俺も俺で相談に乗ったり何かあった時のガス抜きにも付き合った。

それの結果がこれだ。なんなら冗談で連絡が取れず別れたこともいじってくる。すごく地獄だった。

ここまでやった仕打ちがこれか?別れたショックで何をしても辛かった。


別にこんな感じの話はこれだけではない。全てにおいてそうだ。

コロナ禍と言われる中で駆け抜けて生き抜いてきた。場を保ち続けてきた。

その報いが仕打ちになって返ってくるのか。店は苦情を受け、俺は人格を否定され、

最後いたずらに紹介されて好きになった人間には離れられて、むちゃくちゃにされ。

全然冷静ではあるが、事実だけを並べて眺めたら人間を憎悪しても仕方ない気もする。

攻撃する時は積極的なくせに助けが必要な時、自分が救われきった時は捨てるように去る。

まだこんな人間ばかりではないと思えるから俺は冷静でいられる。

人間を憎く思わせたのは店にきた人間だが、人間をいいと思わせたのも店にきた人間だからだ。

ありがとうと殺してやるが同居する精神。普通ならイカれてしまうのだろうか?

すぐに平常に戻る自分の精神が冷たく、悲しく感じるが生きることが優先なので、これでいいんだろう。


俺の不幸が誰かの幸せに還元されているならそれでいいだろう。俺の不幸に巻き込まれてないならそれもいい。

もう恩を返せなんて言わない。せめて忘れてくれ。俺の負担にだけはならないように生きてくれ。


自分も人を好きになりたいし、少しは自分のために動いてもらいたい。

わがままだって考える。でもわずかな身勝手な願いも人にしてはいけないようだ。


ちょっと恐ろしい片鱗を見た。頼ったら応えるし、何も言わないくても何かしてくれるが、

相当後に借りがあるということで要求があるんじゃないかという仕草を感じた人がいた。


人が憎いということはない。ただ、人が恐ろしくて仕方ないというのは思うようになった。

攻撃的で、傲慢で、狡猾で、利己的な生き物。それが人間の本質だと思い知らされた。

動物だって、こんなにバラエティーに悪徳を揃えちゃいない。人間だけが化け物じみた暴力を行使する。


もう人は信用できない。何もしてなくても攻撃に備えてなくてはならないし、何かしたら反撃か裏切りに備えなくてはならない。

それでもまだ愚かだから人を求める。少しでも自分と長くいられて、穏やかな時間が過ごせる人を。


未だにツイートはできずにいる。しかし、しなくてよかった。したら、こんなことを書くのだから。

これからは無機質で生活の記録のようなTwitterにしていこう。もう誰にも言えないことを書けなくなった。

0 件のコメント:

コメントを投稿