2019年8月18日日曜日

16日に起こった予定された事件

「16日に起こった予定された事件」
?????? 次の瞬間、早朝の寝ぼけ眼に衝撃のツイートが映った。



は???? なんだこれは。 バイト行く前にこの衝撃はすさまじかった。 どのくらいかというと半年も行ってるバイト先を50mほど通り過ぎたくらいだ。

俺はただ1年いただけなのに何故こんなことに…。
なんてかわいそうな俺。
首謀者がやっといてこの言いよう。 とんでもなく盛大なインターネットタトゥーを刻まれてしまってる。それも大勢に。

ほんとうにかわいそう。
もはやおかしくなってる。
頑張って延焼を抑えるも効果なし。つらい。 もうなんでこんなイベントが開催されたかは想像に任せる。 バーテンダーやってるといろいろなお客さんとの出会いがある。そして、別れもある。 それはイベントバーだからというわけでなく、水商売はそういうものだろう。

今回、企画した2人もバーに来た当時から知っていたわけではなく、この2,3か月で知った。 まぁ、何の縁か神輿を作って、担いでくるほどになってしまった。そんな存在でもなく、身に余りすぎるイベントを 立てられてしまって申し訳ないと同時に恥ずかしい限りだ。

特に何をしたというものでもない。 売り上げも5,000円行けばいい方の穴埋めしかできないバーテンダーだった。 それが何故か1年も続いてしまい、このようなキャラ付けまでされてしまった。 なりたくもなかった社会人になり、やりたくもない仕事をした結果、複数回辞め、理解者もいるわけではなく、 曖昧な自由とどこにも所属できない立場にいた。

バーは組織に入ってなかった自分にとっては唯一、行くべき約束ができる場所でもあった。 契約を結んで一緒になった仲間ではないが、意思のみで集った人たちだ。 契約などの媒介はなく、直接、気持ちで繋がってる分、強い。

でも、こんなイベントの実現、少し間違ってるのでは。 そして、当日には人がまぁ来た。みんな暇なのかなぁ。 俺は後から来たら、カウンター埋まってたし、後半はお客さん同士でなんかしゃべってた。

途中で謎にビンタをもらったりしたり、おごられたりして、自分自身からすると何のイベントなのかわからんけど、 周りはにぎわっていたので、まぁよかったんじゃないかと。 人間は変わったことをやり続けてると、印象に残るようになり、それが複数人にわたると噂になる。
ただの人間関係でそうなってしまうとただの暇つぶしとして消耗されてしまうだけなのだが、 これに経済が加わると、商売として成立し、利益が発生するようだ。

本来はネットで見られるように個人の活動でも利益が得られるのだが、自分にはそこまでに才能と展望、希望もなかったので、 店という箱を使うことで発生させることができた。 初期投資なしで利益発生装置が作れるこの時代に大掛かりな装置を使って個人を売り出した形だ。

もっとも他人所有の箱の利用のため、自分は間借りしただけで、その初期費用は0だ。 1人で何もできないのなら、投資できるものがないのなら、みんなでやればできる。 盛り上げてくれる人がいて、投資する人がいて、そこに来てくれる人がいる。 面白いことを発想する才能も余裕がなくても、同志がいれば才覚のある人間に近いことができる。

大勢の絆は異常な能力を発揮する1人の天才を超えることだってできる。 仕事を辞めてからの全ては人がいなければ何もできなかった。 逆に何かやれたことがあるのならそれは俺一人の力ではなく、みんなの力で成り立ったものだ。

店を作ることも、社会にすでにあるシステムで稼ぐことも、人目を引く絵や文、音楽を作ることも、 奢られることも何もしないこともできない。 既存の何かに既存のやり方で頼ることしかできなかった。 でも、そのおかげで無理をせずに多くの人と出会え、知らない世界を知ることができた。 何できないからこそ多くを与えてもらった。 生きて何かをやっていれば、いいこともある。

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