2019年8月16日金曜日

シェアハウスに住んで

団塊世代の退職、少子化などで人口は減り、マンションなど集団住宅の乱立が目立ちますが、
空家も増えているようです。

空き家率13.6% 過去最高、2018年10月時点

2019年最新の空き家率と問題、今後の対策・動向

その中でシェアハウスの増加は自然な流れでしょう。
経済的に厳しく、人も少なくなれば、利用できるものは利用します。
そのおかげで現在、シェアハウスに自分は住むことができています。
皮肉にもシェアハウスに空家利用の広告が2週に1回くらいは近所の不動産から来ますが、
そのくらい今後の需要に期待をしているわけです。

シェアハウスは安く、共同生活が苦にならない神経さえあれば、余裕で暮らせます。
しかし、いいことばかりではありません。
自分が我慢することでトラブルにならないのなら最悪いいのですが、
住民同士のイザコザ、近所とのトラブルなど、
他で起こってしまうなどの事件事故はどうしようもありません。

簡単にトラブル事例を振り返ります。

【ゴミ捨て問題】

無差別に曜日関係なく捨てていき、ゴミ捨て置場を埋め、
環境を乱し、近所の施設から苦情が来ました。
まして、人数が多いため、量が一般家庭の比ではありません。
さらに意思が統一されてるわけでなく、各々が捨てたいように捨てるので、
責任の所在も不明です。これでシェアハウスのトラブルの根源が浮き彫りになりました。

【深夜騒音問題】

深夜に料理洗濯を行うなどの、明らかな睡眠妨害が起こりました。
そして、洗濯機が業務仕様ではあるが、置場が家庭用であるため、不安定な設置となっていて、
洗濯機が稼働中に尋常ではない揺れが発生し、ガタガタと音を立てて暴れるのです。
それが深夜です。
料理は管理会社から言われた住民と料理してる本人とケンカの末、なくなりました。
とにかくうるさかったです。

【異臭問題】

新しいシェアハウスに住み、そこでは住居環境が改善されました。洗濯機は非常におとなしいです。
しかし、人間はおとなしいとは限りません。臭いも放ちます。
風呂に入らないのか、異臭を放出する住民がいて、その住民と相部屋の住民がもめました。
単純にスプレーぶっかけるか風呂に入れば済む話なんですが、
本人に言いづらいのかオーナーを巻き込む形になり、
「お前の仕事だろ!?」
と夜にオーナーに詰める住民の声がハウス内に響き渡りました。
それから改善されたかはわかりませんが、1カ月後には臭い発生源の住民と苦情の住民はともに退去しました。

【騒音問題2】

夜に酒盛りをするタイプのハウスでもあります。非常にフレンドリーで良いのですが、盛り上がりすぎてしまうことも。
管理会社を経由して、近所から警告の書類が届きました。
話し声がうるさいというのはわかりますが、階段の上り下りの音までうるさかったと指摘されました。
思い返せば、ドアの音も足音もワザとではないかと思うほど、容赦のない音が立てられてました。
居酒屋ではないので、程々にすべきでしょう。
なお、この警告は2度目が存在し、今後、物音がうるさければ、弊シェアハウスが真っ先に注目のを浴びるでしょう。

【スズメバチ来訪】
トイレの換気のため、開けた窓からスズメバチが入り、住民を恐怖に陥れました。
だの害虫トラブルです。

生きていると色々とありますが、人の多い分、その色々が凝縮されて様々な事象を引き起こします。
人の数だけトラブルがあり、多さに比例してトラブルの難度は上がっていきます。
普通に暮らせと言いたくもなりますが、それができないからこそのシェアハウス住まいなのです。
シェアハウスの住環境は住民の質で決定します。
おみくじと同じで住むまでわかりません。
全て一期一会の貴重な体験だと思い、受け入れる心を持つのが充実したシェアハウス生活の秘訣です。
一応、空き家解消になり、地域に若者は増えていいことも多いのです。
近所での買い物も増え、地域活性化につながります。

願わくば、外にも内にとっても良いシェアハウス文化が根付くことを。

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